屋根に使用する材料は、瓦、金属板、スレートなどさまざまなものがあり、その葺き方も多種多様です。(屋根は葺く(ふく)といいます。)また、古くから茅葺き(かやぶき)、杉皮葺き、板葺き、石置き屋根など、日本の原風景をつくってきた葺き方がありましたが、防火性能上、建築基準法でその使用を制限されたり、維持管理にコストがかかるなどの理由で、衰退の一途をたどりました。写真は、ガルバリウム鋼板という金属板の横長尺(よこちょうじゃく)葺きです。下(水下)から上(水上)へと葺いていきます。