天端均し(てんばならし)とは、基礎の天端を水平にするために、モルタルで平らにすることを言います。コンクリートを打設するとき、あらかじめモルタルの厚み分(15mm程度)下げて打ちます。型枠を外した後、均し定規(小幅板など)を水平に当て、それに沿って金鏝(かなごて)で均します。この作業で水平が確保されないと、基礎の上に設置される土台の水平が保たれません。左官職人さんは、気を抜けませんね。