《建てよう会》30代でこだわりの家を建てよう

《建てよう会》30代でこだわりの家を建てよう

今日の日本経済新聞を何気なくみていたら、
ふと目にとまった文化面の記事がありました。

「庭模様」と題されたコラムで、
書いた方は、直木賞作家の佐藤賢一さん。
私達の高校の先輩で、現在もここに住んでます。
(しかも、我が家の近所らしい…)

で、おおよその内容は、

筆者が数年前に家を建てたとき、
彼の奥様は専ら建物の内部(台所、壁紙の色、カーテン等)に
興味を示し、建物の外部(外壁、屋根の形、庭等)には
全く関心を示さなかったそうです。
つまるところ、女性にとって、家の大事は実用性と快適性であり、
反対に、男性にとっては、家の多くは見栄だ、そうです。
そのため、男性にとっては、外壁や屋根の形、庭も含めて、
見てくれが大事、だとか。
特に、庭を見れば、男が分かる、家を見るよりはよく分かる。
または夫婦の力関係が見えるんだ、とか。
夫婦の力関係において、庭が後回しにされるのは、
往々にして妻の力が強いという証、ということのようです。



そういえば、実家の父は、異常に(?)庭の芝生にこだわってます。
家事は一切しないのに、芝生のお世話は欠かしません。
庭に植えてる木々や消雪設備に関しても、よく指示を出しています。
そんな実家は、昔ながらの亭主関白型です(笑)。
実家を建てたときも、大まかなことは父がほとんど決めていたみたいです。

私がClover Houseに関して、
ここはこういう風にして決めたんだよ、と母に説明すると、
「いいわね、自分で決められて。
この家を建てたとき、もう、お父さんと喧嘩になるから、
あんまり細かいことは考えなかったのよね。」
と、よく言われます。

確かに、夫婦で家を建てたら、お互いの考えがぶつかるところが
あって当然だよなあって、思いました。
それは、私にとって、一人で建てる数少ないメリットの一つでしょうね。

私だけの想いをストレートにつぎ込めるというのは、確か。



思い返してみると、家を建てると言うことに関して、
ほとんど無知の状態で始まったとき、やっぱり気にしていたのは、
間取りとか、自分が必要とする室内の設備やら日常生活の状態など。
家の外は全く考えていなかったですね。

ラッキーなことに最初の段階から、Kくんが外回りや外観に関して
提案してくれていたので、なにも悩まなくてすんだっけなあ、と
いうことに気づきました。
(彼はプロだから、全体を見ていたとは思うのですが)
これも、佐藤賢一さんの言う男女差なのかなあ。
いい具合に役割分担できてるように思います。

庭ねえ…やっぱり住み始めてから、ゆっくり考えて作ります。
佐藤賢一さんに、万が一見られても、恥ずかしくないように(笑)。





2009/11/29 23:00:Copyright (C) くろーばーはうすのおはなし
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